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男嫌いの女のつぶやきです。私のHNは、日本語で らいてふ と書きます。かの平塚らいてう の書き間違いって意味です。raityou_2004@excite.co.jp


by raityou_2004

モーターサイクル・ダイアリーズ(ねたばれ)

観てきました♪

一緒に観た友人は、「アンタ、バイク乗りとして観たいんでしょ」
その時初めて、エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナが非常にハンサムだった、という事を知った。

1951年12月、若きゲバラと友人のアルベルトが、1939年式のノートン500に乗り、南米大陸縦断の旅に出る。
単純に引き算しても、その時乗ったノートン500(ポテローザⅡ号)は製造後12年は経っている。
オートバイとしては、年寄りだなぁと思う。

満載の荷物で出発する。
本当に満載の荷物である。果たして、あのパッキングで、悪路を走破できるのか?
私が再度パッキングしたい!…と手がカユクなってしまった。

真直ぐな未舗装道路。
ポテローザⅡ号は、走る!走る!
ああ、未舗装で真直ぐな道って何て素晴らしいんだろう。
日本にはそういう道はなかなかないものなぁ。林道も山道だからワインディングロードだしなぁ。
私も走りたい。思いっきりかっ飛ばしたいなー。いいなー。と思いつつ、ストーリーは展開される。

長い坂道で、馬に乗っている人達と競争するシーンがある。
ポテローザⅡ号は競争に負けてしまう。
あの時代の空冷エンジンにありがちな、”長く走っていると、冷却能力の悪さから、ちょい焼きつき気味で、エンジンがまわらない”症状かなぁー、と思った。

その後、ポテローザⅡ号は壊れてしまい、ヒッチハイカーとなって旅を続ける。
ここから先は、ゲバラが革命家として目覚めるシーンが多くなってくる。


実に良い映画だった。映像も綺麗だった。
バイク乗りは私が薦めるまでもなく、観たいと思っているだろうが・・・・。
観客は、若い女性だけや、男性だけ、ちょっと年配の人もいた。
私はプログラムを買った。小さくて、持ちやすい。600円だった。


ゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルは、それほどハンサムでもなかった。
確かに、繊細な感じの俳優さんだけど。
ゲバラが本当にハンサムか、写真展に行って確認しよ♪
ゲバラの革命や、カストロの歴史なんかも、知りたくなった映画である。

家に帰って、思わず、キューバ独立の頃作られたカクテル、キューバ・リバーを作ってみた。
キューバの自由、南米の自由と博愛に乾杯である。
by raityou_2004 | 2004-10-31 22:14 | ネタバレ感想文